ヘアクリップ

ヘアクリップの種類

ヘアクリップには、美容師がよく使うものはもちろんですが、家庭で多く使われるものなどもあります。
クリップを使いこなすとヘアスタイリングやアレンジがとてもしやすくなりますので、ぜひいくつかの種類を覚えていろいろな用途に使い分けてみてください。

一般的によく使われるクリップのひとつとして、「バナナクリップ」が有名ですね。
髪をざっとひとつに束ねたいときによく使われますが、しっかりと束ねて固定することができる上に、ゴムのように髪を強くひっぱってしまうことがないため使いやすいです。
またバナナクリップはゴムで髪を留めておくよりも跡が残りにくいというメリットがあります。

「テールクリップ」も髪をまとめるためによく使われます。
テールクリップはバナナクリップよりもゴムで縛ったように小さくまとまるのが特徴。
バナナクリップの場合は、バナナクリップの長さに合わせて髪を束ねるようになりますが、テールクリップはゴムで縛ったような形でまとまります。
その分バナナクリップに比べると髪に跡がつきにくいです。

髪をお団子状にまとめるときに活用されているのが「3本足クリップ」と呼ばれるもの。
装飾の下に3本の足がついていて、そこに髪を絡ませてまとめます。
トップから後ろにまとめるときにも活用できますし、お団子ヘアもつくれるなど、活用範囲が広いのがこちらのクリップの特徴です。

「バンスクリップ」は、髪をさっとまとめるときによく使われています。
こちらもお団子ヘアやトップでまとめるときなど汎用性が高いですが、毛量によってはお団子など髪全体をまとめるときに少し髪が落ちやすいという点も。
その代わり、食事や作業などのときにサッと使えるという利点があります。

これまでに挙げたクリップは、自宅でよく使われているクリップになりますが、美容室でもっとも多く使われているクリップは「ダッカール」です。
「コンコルド」と呼ばれるものもあります。

ダッカールは装飾のついたしっかりとしたタイプのものもあり、こうしたタイプはヘアアレンジのときに自宅で使用されている方が多いです。
美容室で使われるダッカールはとてもシンプルな形をしていて、カットやブローのときに髪をより分けたりするのによく使われます。
そのため、それぞれの美容師のワゴンには、たくさんのダッカールが保管されています。

そのほかにも「バレッタ」や「ドラマティック」など、いろいろな種類のクリップがあります。
ヘアスタイルに合わせて使い分けることで、よりスタイリングやアレンジがしやすくなりますので、ぜひ雑貨店などでチェックしてみてください。

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