これを書いてる自分がいい例ですが、昔と違って今は誰でも情報発信ができる時代になりました。そのため、SNSやブログ、口コミを通じて、日本全国の「お店」の評判を見れるようになってます。どんなお店でもそうですし、内装やインテリア、スタッフの接客スキルまで細かく調べることができます。
見ての通り、飲食店だけじゃなく、美容外科や医療施設の評判から主治医の技能までが、利用者に評価される時代です。これがすごくプレッシャーに感じることは多いんですよね。美容師にも通ずる話ですが、もしもお客さんにSNSや口コミで辛辣な評価を書かれたら…と考えると、かなり神経を張って働き続けなきゃならなくなりますし。情報化社会は良い側面もありますが、働くうえでは何かにつけてストレスを感じやすくなってるとは実感しますね。
もちろん､「すべてにおいて100点にすべき」っていうのはもっともな意見なんですが、やっぱり現実問題として、無限に集中し続けて働くことは難しいので、自身のポテンシャルを保ちつつ、すべてのお客さんに満足してもらう方法を自分なりに開拓していく必要はあると思います。食事や睡眠のような生活面を充足させるというのも、仕事の質を上げる方法としてはアリなんじゃないでしょうか。
全部を完璧にしようとすると身体が持たないし、実際疲れるので、影響力の強そうなお客さんだけは手厚く接客して、影響力の弱そうなお客さんは適当に接客するといいよ。っていう話も聞いたんですが、なんというか、これはあんまり正解だとは思えないんですよね。むしろ、そんな器用な働き方ができる人が居るんでしょうか…。